ROBUSTのイメージする小学生年代におけるサッカー上達のイメージ

ROBUSTではたくましい子の育成を目指しますと何度となく言っていますが、具体的なトレーニングについては正直なところ無料体験会を含め、まだ1度もトレーニングを実施したことがないのでお見せできるものがありません・・・

ただ、現段階では3月に実施する無料体験会やその後開校後をイメージしてどのようなトレーニングをするべきか、どんな風なスキルを子どもたちに身に着けてほしいかをイメージしながら日々トレーニングメニューの検討を進めているところです。

底上げのイメージ図

ここでは、当スクールのイメージする小学生年代におけるサッカー上達のアプローチ、イメージをまず最初に概念図で示してみます。

このほうがわかりやすいのかな??

この図では、いくつかの高さが違う積み木のようなものを子どものスキルのレベルの高さだと思ってください。

図の中の柱は「個人技術力」「戦術理解」「ボディーコーディネーション」「人間力」とあげました。

柱はもっとあるかもしれません。ざっとです。

ここで言いたいのは、左の図のような何かにのみ特化した上手さよりも私は右の図のように全体的にスキルのレベルのバランスが取れた状態を目指したいということです。

底上げができると何が期待できるのか

そうすることでサッカーのピッチ上でコーチの指示がなくても考えて動けたり、仲間と協力し相手を攻略する戦略を練れるかもしれない。

サッカーを超えて、他のスポーツでも活躍できるかもしれません。

社会人になって地球温暖化を解決してくれるかもしれません。笑

ともかく自立した立派な大人になってほしいのです。そういった人間としての安定感、基礎ができるのではないかと考えています。

けっして特化型の選手育成を否定するものではありません。9歳から12歳のゴールデンエイジ世代は、足元技術力もぐんぐん伸びますのでそれはそれで間違いなく理に適っていると思います。

ただ、私が思うところとして左側の図のイメージで何かにだけ特化するというより、サッカー上達へは足元技術だけとかそういうものに関わらず、目を使ってよく周りや相手、戦況を「見る」、サッカーの本質を理解して「考える」、パスやドリブル、かっこいいシュート、声を掛け合った仲間との連携などの「動き」。

こういったすべてを満遍なく習得することも小学生年代には子どもの脳に多くの刺激を与え、大人以上にすごい速さで学習すると信じています。

特によく「見る」、「考える」は力を入れたい

足元技術は間違いなく一朝一夕ではないです。

私の息子にもそれについては本当についつい言ってしまっています。一人でぶつくさ言いながらも楽しみながら自主練習し、自分に合うやり方でボールとお友達になる必要があると思います。

ただ、サッカーの本質はやはり敵、味方入り乱れた試合です。ゲームです。

ここで重要なのはまずは「見る」ことではないかと私は考えています。

けれど、ただ「見る」だけでは意味がないので、「考える」ための基本は必要です。考えるために必要な知識を持ちつつ、周りをよく見る、相手をよく見る、戦況を見る。

これらと足元技術などのサッカーの「動き」を使うことで、サッカーらしさ、サッカーの本来の楽しさが感じられるのではないでしょうか。

今日はここまでとします。

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ROBUST 馬場